CHARA


赤ずきんに『しつけ』と称して監禁されるハメになったベテランオオカミ。
プライドの高い彼女にこの生活が耐えられるのだろうか?それとも…。


「冗談でしょ!?この私に赤ずきんなんかの家で過ごせっていうの!?」


か弱き赤ずきん――の皮を被った『少年』。
柔らかい口調と優しい表情が印象的だが、口を開くと意外と毒が目立つ。


「悪いオオカミさんだね……人の家に勝手に上がっちゃいけないって、オオカミの森では教えてもらえないの?」